日本/'82年製作/斎藤光正監督
天下を狙う弾正の企みに最愛の人を殺された伊賀者が報復を誓う。山田風太郎原作の映画化です。
人知を超えた妖術バトルといえば聞こえはいいが、あまりそんなシーンもなく、単なるアクションもの。人はバタバタ死んでいき、話はどんどん飛んでいき、何が何やらよくわからなくなって、ラストは純愛っぽく終わる。いやいや何だったんだと。生き別れの双子というのはたいがいが心が通い合っており、どちらかが死ぬともう片方と恋に落ちる、というのが定番なのも何故。
キャラクターが立ってなくて残念。真田広之がかっこいいからそれで良いのかもしれません。