日本/'15年製作/真壁幸紀監督
お寺の住職となった青年が、人生の荒波に揉まれながら成長する姿を描く。実話エッセイを映画化したものです。
お坊さんだって人間だから、悩みもすれば酒を呑んでクダを巻くこともある。お坊さんというのは単なる職業ではなく生き方そのものであり、その生き方というのはきっと誰かのことを考えるのが少しだけ丁寧なことなんだと思います。なぜ来たのかわからないお坊さんブームに乗っかった感はあるといえ、ハレからケまで日常に寄り添ってくれる存在の大切さを受け取りました。
イッセー尾形の細やかな演技がひかる。