「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
日本/'11年製作/田中誠監督
野球嫌いの女子高生が病床の友人のために、ドラッカーの『マネジメント』をヒントにバラバラだった野球部を甲子園まで導くまでを描く。社会現象になった同名小説の映画版です。
テレビ画面に向かって何度「ふざけるな」と叫んだか。経営学のバイブルであるドラッカーの『マネジメント』を高校野球部という身近なものに当てはめることで楽しく経営学を学ぶ話だと思っていたのですが、冒頭でそれは終わって残りはくだらない少女の身勝手さをダラダラ見せられただけでした。死の病を使えば感動させられると思うなよ。すべての台詞が台無しというある意味ですごい映画でした。
前田敦子じゃなければとも思いますが、脚本が悪い時点で誰がやっても同じだったかも。高校生は華がないし、ワキの芸能人含めた俳優たちも浮いてる。