ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「Susanoh 魔性の剣」

日本/'98年公演/劇団☆新感線(中島かずき作、いのうえひでのり演出)


3人の「タケル」が伝説の剣をめぐって血で血を洗う因縁の戦いを繰り広げる。劇団☆新感線出世作です、漫画版もあり。
勢いに乗ってて派手、後々に引き継がれる新感線独自の「型」がこの時点でかなり出来ているのがよくわかります。剣に翻弄される人間たちの物語はまるでRPGゲームのよう。流れが同じのため2幕めに入ると少し飽きてくるのが勿体ないですね。
役者、やはりまだ未熟。古田新太橋本じゅん粟根まことの3本柱がそれぞれの性格に合ったキャラでぴったしだったのにもかかわらず、それを活かしきれてない感じがしました。でも楽しそう。