「荒野の七人」
米/'60年製作/ジョン・スタージェス監督
盗賊に襲われるメキシコの小さな村を守るため西部の腕利きガンマン7人が立ち上がる。日本の黒澤明の名作『七人の侍』をハリウッドが西部劇化した作品です。
大筋は『七人の侍』そのままですが、そこかしこにハリウッド臭が。雇い主の農民に拒否されたのに、自分たちの意思で勝手に戻ってきて農民を巻き添えにしながら敵を倒しちゃう。え、それでいいの。いいんだろうなあ。これはこれでエンタメ作品としては完成されてますけどね。
ユル・ブリンナーにスティーヴ・マックイーン、チャールズ・ブロンソンにジェームズ・コバーンら豪華メンツ。黒澤版よりも人物描写は好きです、が主人公に感情移入ができないんだなあ。