ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「スーパースター」


日本/公演中/劇団鹿殺し(丸尾丸一郎作、菜月チョビ演出)


少年期から大人になってもスーパースターに憧れ続ける男たちを描く。10周年の劇団鹿殺し記念公演です。大阪は今年ラストかもらしく残念。
前作『赤とうがらし帝国』の男版かと言いたくなるくらい、ストーリーやら何やらが一緒でした。前作が去年一年のベストワンだった自分にとっては必然的にちょっと物足りない感。円形に近い三面舞台でしたが、あれは正面から観るべき。舞台の使い方は好きな場面もあったのですが、もっとパンチのある見せ方が出来た気がします。曲もバラード系が多くて不発。
オーディションで集めた役者を含めた大所帯の公演、ですが目立つのはやっぱりチョビと丸尾丸に門人ですね。オレノグラフィティは前から思ってたのですが顔の割にイマイチ華がなくて勿体ない。