ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「トランス」

日本/'93年公演/第三舞台(鴻上尚史作・演出)


今更何を語ればいいのか。もう何度観たかわからなくなってきた作品です。
観れば観るほど心に訴えかける何かがある芝居って、本当に凄いと思います。脚本の力、演出の力、役者の力、スタッフの力。それら全てがひとつのところに集まって、そして観客がそれを受け取り、咀嚼し、心に残る。僕は映像でしか観れていませんが、この作品が元々ナマモノな芝居というものである以上、劇場で観ると更に形としては曖昧に、でも心にはくっきりと残るのでしょうね。
また再演してもらえないかなー。オリジナルメンバー希望ですが、欲はいいません。