「キッド」

米／'２１年製作／チャールズ・チャップリン監督

チャップリンの名作のひとつ。捨てられた赤ん坊を拾った放浪紳士と、成長し５歳になった少年との心温まる物語。５０分ほどの中編映画です。
映画が短い分ドタバタは少なめに感じられましたが、その分父子の愛情など情感豊かにつくられています。よくよく思いだしてみれば結構ドタバタもあったんですがね。チャップリン自ら作曲した音楽が映像にマッチしており、観客の微笑みや涙、感動を引き立ててます。
少年が可愛かったです。少年役はジャッキー・クーガンで、これで一躍スターになったそうで。大成はしなかったようですが。
ところでチャップリンは、"チャールズ"・チャップリンなのか"チャーリー"・チャップリンなのか。クレジットは"チャーリー"なんですが、紹介されるときは"チャールズ"と。"チャーリー"は愛称で、"チャールズ"が本名なのかな。そうするとクレジットは愛称なのか･･･、よくわかりません。そういえばイギリスのチャールズ皇太子は"チャーリー"て呼ばれませんね、関係ないけど。