ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「ウイスキー」

ウルグアイ/'04年製作/フアン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール共同監督


台詞の少ない、渋〜い映画でした。'05年度キネマ旬報ベストテン第7位、東京国際映画祭グランプリ・主演女優賞、カンヌ国際映画祭内諸々の賞受賞。
さっぱり意味がわかりませんでした。よってどこがわからなかったか書きたいと思います。
マルタはハコボのことを好きだったのかしら。それとも弟のエルマンを好きになったのかしら。ハコボはマルタのことをどう思っていたのか。重要な人間関係がまったくわからなかったです。また、ハコボがカジノで大儲けした金はどうなったのか。その間にマルタがエルマンの部屋を着飾って訪れたのはなぜか。そして、毎日同じことが繰り返された工場の始まる朝のシーンが、最後だけその繰り返しが崩れた意味は。そして理由は?etc....
人生経験の少なさのせいですかね。賞がもらえるということは、それだけ評価してる人も多いってことですし。いつか、年をとってからもう一度観たら何かわかるのかもしれません。