ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「風回廊」

日本/'05年公演/宇宙堂(渡辺えり子作・演出)


劇団3○○解散後、主宰を務めていた渡辺えり子が新人を集めて新たに作った劇団、「宇宙堂」の5周年記念舞台。渡辺えり子の演劇は初見。
舞台は近未来かな。現代の禁煙の波が広がり、タバコというものの存在が世間から消え去ってしまった世界、というのが重要な初期設定。笑いは少なめ。ところどころに小ネタ有り。時事ネタとか。結構時間が飛ぶので、ついていくのが大変でした。
観始めてから知ったのですが、音楽劇なんですね。突然歌って踊りだしたんでビックリしました。何が起こったかと(笑)心構えをしてなかったので、歌やらダンスやら演奏のときはタルかったです。アコーディオン弾いてた人、有名な人なんですってね。
丁度TV用の収録していた日の本番中に、地震が起こるハプニングがあったみたいです。ベテランぽいおっちゃんが動じずに演技を続けていたのは流石!タイミングはよくて、話の進行の妨げにならなかったし、アレはアレでおもしろかった(観客爆笑。演者も笑ってた。)ので良しということで。