ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「ダブリンの鐘つきカビ人間」

日本/'05年公演(再演)/パルコ・リコモーション(後藤ひろひと作、G2演出)


先日学生演劇版を観て(感想→id:totte:20111010)の、オリジナル再演版です。
冗長なのは元からでした。話は美しい、んですけどあまりに進まなさすぎる。G2の大味な演出と相まって、最早タルいです。そもそも剣を探しに行く話は必要ではなく、カビ人間一本でいくべきところを膨らませきれなかった感が。キャラ芝居とギャグは安定感があり楽しめるのですが、どこかで見たことあるものが多くもっと色んな引き出しを見たかったと思います。うーん、期待が大きすぎたか。
橋本さとしが目立ちます。ラーメンズ片桐仁は予想通りの演技すぎて、複雑。