ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「二十四の瞳」

二十四の瞳 [DVD]
日本/'54年製作/木下惠介監督


原作・映画とも超有名。島の小学校に赴任してきた新任の先生と、戦争や家庭の事情などに翻弄されながら生きる教え子たちとの交流を描いた映画です。舞台となったのは瀬戸内海小豆島、小豆島といえばオリーブと「二十四〜」、だそうで。木下惠介の映画は初めてです。
古い日本映画なので結構気を入れて観たのですが、思ってたよりも古びてなかったです。そこが名作と呼ばれる所以かしら。大きな事件も起こらないのに、最後まで引き込まれて観てしまいました。古い邦画もまぁまぁいいなぁ。
苦しい中でも必死で生きている子供達を見て、自分も見つめ直さなくっちゃと思ったり。ちょっと長いのでしんどかったですが、良作でした。