「ルル〜破滅の微笑み〜」
日本/'05年公演/能祖将夫脚本、白井晃演出
劇団遊◎機械/全自動シアターの主宰白井晃が演出の芝居。彼が原作に惚れ込んで作ったそうです。
彼の芝居は『クラブ・オブ・アリス』しか観たことないですが、そのときは幻想的な舞台というイメージが強かったです。が、今回のは想像以上に暗〜い雰囲気でした。最近はそういう傾向が強いとか。
とくにおもしろいわけじゃなかったです。古谷一行と根岸季衣はさすが、存在感あります。秋山菜津子演ずる主役はもっと若くみえる人にやってほしかった。『シカゴ』のキャサリン・C・ジョーンズのできそこない(失礼!)みたいでした。浅野和之(と、みのすけ)は誰だかわからなかった。彼って普通の人すぎです、いつも眼鏡かけててください。