ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「写楽」

日本/'95年製作/篠田正浩監督


誰でも一度は聞いたことがある浮世絵師・東洲斎写楽。絵師としての活動はたった一年しかなかく、その実体は謎に包まれているということも知っているかと思います。その写楽を、役者であり写楽研究家でもあるフランキー堺総指揮の下篠田正浩監督によって、はっきりとした一人の男として描いた映画です。
どこまでが創作なのかはわかりませんが、写楽と十遍舎一九、滝沢馬琴葛飾北斎ら教科書に載ってる人たちが有名になる前に一緒にいたってのはどうなんでしょ。サービスかな。
真田広之はかっこいいですねぇ。ハリウッドに引き続き今度中国映画に進出したそうですから、世界のSANADAになるかしら。