ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「その河をこえて、五月」

日本・韓国/'02年公演/平田オリザとキム・ミョンファ作、平田オリザとイ・ビョンフン演出


今日、日本と韓国との間は一部の頭の固いオトナたちのためにゴタゴタしてますが、それはおいときますね。作品自体とてもおもしろいです。カルチャー・ショック受けますよぉ〜。
さてさて、この芝居で一番目立っていたのは佐藤誓(西谷役)でしょう。実はここ三日間で観た映画と芝居すべてに佐藤誓は出てるのです。そのせいかしら。
ラストでお花見をしている日本人たちのシートと韓国人のシートをくっつけようとし、それでも少し隙間が空いているところが現代の日韓の関係を象徴しているようで・・・。
韓国語で一番耳に残ったのが“ケンチャナヨ〜”(大丈夫だよ〜)でした。いい言葉ですよね。この“ケンチャナヨ”の精神で日韓の関係も良くなればいいんですけどねぇ。