イラン/’87年製作/アッバス・キアロスタミ監督
友達の宿題を持ち帰ってしまった少年が先生に叱られないように返してあげるべく奔走する。
なんでもないストーリーなのになぜか最後まで飽きずに観てしまったことにまず混乱しています。ひたむきな少年を温かい眼差しで見守るための映画ではないことは流石にわかるのですが、でもじゃあ何なのかと問われると何も答えられなくて。出てくる人たちもリアルなのかアンリアルなのか判断つかず。不思議な感触の残る映画でした。
主役にババク・アハマッドプール、彼はずっとがんばっている。