ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

ピエロがお前を嘲笑う

ピエロがお前を嘲笑う(字幕版)
独/’14年製作/バラン・ボー・オダー監督


冴えない青年がハッカーの能力に目覚めていく。
どんでん返しの連続ではあるけれどハリウッド的な高揚感はなく、国民性というフィルターも相まって生真面目な印象のまま気軽なカタルシスを与えてくれない。ハッカー(またはクラッカー)を社会でどう捉えるかはもう少し時間がかかるように思います。それはさておき原題の”WHO AM I”が作品をズバリ言い表しているのに、B級チックな邦題で損をしている気がしてならない。
なんでもできそうなトム・シリング。