ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

禁断の惑星

禁断の惑星 (字幕版)
米/’56年製作/フレッド・M・ウィルコックス監督


星間飛行技術が進んだ近未来に、足を踏み入れた惑星で未知の脅威に襲われる。
まだ人類が有人飛行を成功していない65年前のSF映画であり、機械類や特撮には確かに時代を感じるけれど、劇中で描かれていることは全然古びていない。隠された秘密、繁栄と衰退、進歩とエゴ。冒険ものの様相から、ヒロインの登場で恋愛要素が加わり、哲学的なラストを迎える、エンターテインメント作品としても王道をいく映画でした。
レスリー・ニールセン演じる船長はアメリカの象徴のような役どころ。アン・フランシスの美脚に目を奪われる。