ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

髑髏城の七人 Season花

日本/’17年上演/TBS(中島かずき作、いのうえひでのり演出)


信長亡き後、荒野の関東で第六天魔王を名乗る男の暴走をとめるべく立ち上がる7人の姿を描く。劇団☆新感線が7年に一度上演する人気作の劇場こけら落とし連続シリーズ第一弾です。
前作から6年しか経っていないのに上演が決まったのは解せないけれど、360度シアターという特殊な構造(映像では体感できませんでしたが)を使いこなし、かつオープニングに相応しい作品となれば仕方ない。全体的に冗長で、なのにダイジェスト版を観ているかのような繋がらない感情を追うのは少ししんどかったです。とはいえ要所はおさえていて、エンターテインメントとしては紛れもなく一級品。
年をまたいで鳥・風・月(上限・下弦)・極とキャストを変えて続く一発目は前作から引き続きの小栗旬と、成河、山本耕史清野菜名青木崇高、りょうの布陣。