ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

バニーレークは行方不明

バニー・レイクは行方不明 (字幕版)
英/’66年製作/オットー・プレミンジャー監督


アメリカからイギリスに引っ越してきたばかりの子供が失踪する。
知らない場所で、頼れるものがほとんどない状況で起こる事件。子供が消えたことそのものより、誰も信じてくれない不安と、真実が明らかになってからの恐怖が渦巻く。偶然に頼りすぎな行き当たりばったりな犯行で首をひねっていると、ああそういうことかと。科学捜査が進み、携帯電話や防犯カメラの普及率が高い現代では考えにくいストーリーなので、防犯能力に安堵するとともに犯罪も高度化してるんだろうなと感想は脇道に逸れていきます。
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