ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
日本/’09年製作/庵野秀明総監督


"使徒"と呼ばれる侵略者と戦うため人造人間「エヴァンゲリオン」に乗り込む少年の迷いと葛藤を描く、リニューアルシリーズの第2作目。8年ぶりの鑑賞です。
前回の感想は「色んなものを放り投げ」ているといったものでしたが、3作目『~:Q』を観てから観直すと何かしら意味がある気がしてくるから不思議なものです。1作目は旧シリーズを沿うかたちだったのが、2作目で新キャラが登場し、じわじわと誰も観たことのない「ヱヴァンゲリヲン」が描かれていく期待感とでもいうのでしょうか。あえて戦闘シーンにかぶせるように流れる歌謡曲の使い方が秀逸。
ヒロインが3人。林原めぐみ宮村優子、そして坂本真綾