ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

デンジャラス・デイズ:メイキング・オブ・ブレードランナー

米/’17年製作/チャールズ・デ・ラウジリカ監督


リドリー・スコット監督作『ブレードランナー』製作当時の苦難と奮闘を関係者が25年経って語ったドキュメンタリー。
いまやカルト的人気を誇るSF映画の傑作も、公開当時は評価が高まらず、興行収入も伸びず、またその過酷な製作過程と予算超過によりスタッフ間の衝突が絶えなかったそうな。勝者の目線で語られる「歴史書」としてドヤ感強めですが、残るものが名作だという主張は裏打ち充分なので何も言えません。古き良き映画づくりのひとつの貴重な資料なのでしょう。
監督から、製作総指揮、プロデューサー、出資者、各スタッフ、ハリソン・フォードら出演者と総出演。