ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「愛と哀しみの果て」

愛と哀しみの果て (字幕版)
米/'85年製作/シドニー・ポラック監督


20世紀初頭のアフリカに居場所を求めた女の自立と依存を描く。
住みにくい貴族社会から一転、未開の地アフリカへ。しかし彼女が本当に望んだのは、心から落ち着ける場所だったんだと思います。それはかつての故郷でも、コーヒー農園でも、サバンナでも、戦場でもなく、ただ愛する人のそばであればよかったのに。ずっしりとした文芸映画でした。
メリル・ストリープロバート・レッドフォード