ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「三月の5日間」


日本/公演終了(再演)/チェルフィッチュ(岡田利規作・演出)


イラク戦争開戦前後の渋谷を、若者たちの視点から描きとる。岸田國士戯曲賞受賞作を、チェルフィッチュ20周年記念にリクリエイションした作品です。チェルフィッチュは劇場初観劇。
観るのは二度目*1で、12年ぶり。当時は観たことない演劇の形式に衝撃を受けつつもとにかく眠かったばかりなのですが、この作品の真価はその後にあって、今の今までことあるごとに脳裏をよぎる異様な一本として記憶に刻まれてしまいました。まあ、劇場で観ても結局眠かったのですが。
15年前の若者のリアルを、現代の若者が演じる。どういう化学反応があったのかまではわかりませんでした。

*1:過去の日記→id:totte:20061224