ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「ミュージカル オペラ座の怪人〜ケン・ヒル版〜」

イギリス/'13年公演(五演)/ケン・ヒル演出


劇場に棲む怪人の悲哀。イギリスの鬼才演出家といわれた故ケン・ヒル演出版による5度目の来日公演です。
アンドリュー・ロイド=ウェバー版*1が有名ですが、こちらが原点だとか。有名オペラのアリアを使用するなど、曲で勝負というよりも、原作に忠実だという物語勝負な印象。きらびやかさだったりファンタジー要素だったりは少ない半面、わかりやすいくすぐりが沢山あって、装置も手ごろで大げさな感じがなく、非常に観やすかったです。
ファントム役に大ベテランだというピーター・ストレイカー。

*1:過去の感想はこちら。劇団四季版→id:totte:20080503、映画版→id:totte:20051005