ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「大パルコ人2 バカロックオペラバカ 高校中パニック!小激突!!」

日本/'13年公演/宮藤官九郎作・演出


ヤンキーしかいない近未来の渋谷で巻き起こる2つの高校の縄張り争いを描く。前作*1も映像で観ています。
痛みが遅れてやってくる男と、常に風邪気味の幼なじみが、敵対する高校のトップに立つ。描かれているのは青臭い刺激と純粋な憧れです。お金をかけて、クオリティ高く、安っぽいバカ話を作ること。この資本主義社会において、それこそがロックなんじゃないでしょうか。高確率で錯覚かもしれませんが。劇中歌提供の顔ぶれもロック。向井秀徳怒髪天上原子友康横山剣綾小路翔ら。
三宅弘城から目が離せない。主役の佐藤隆太もキャラ立ちしていて良し。

*1:『大パルコ人 メカロックオペラ R2C2〜サイボーグなのでバンド辞めます!〜』→id:totte:20140922