2016-08-14 「ゴジラVSビオランテ」 日本/'89年製作/大森一樹監督 ゴジラの活動を制止させるバイオテクノロジーを巡る国際的な攻防と、ゴジラとの戦いを描く。大森一樹が手掛けたゴジラ映画です。 いまいちピンとこなかったというべきでしょうか。遺伝子操作への警鐘というテーマだったり、植物がゴジラの細胞と人間の遺伝子を取り込み怪物化したりする設定は良いのですが、どうもリアリティが足りず。SF要素は置いておくとしても、暴走したビオランテを生み出した博士が被害者ぽく見えるのが気になるのと、国際スパイの間の抜け方、自衛隊の素人感に冷めてしまいます。 三田村邦彦と田中好子。高嶋政伸は何だったのかしら。