日本・韓国/'14公演/東京芸術劇場(萩尾望都・野田秀樹作、野田秀樹演出)
粗筋は過去の日記参照のこと*1。東京芸術劇場で芸術監督を務める野田秀樹により、自作をソウルの明洞芸術劇場との共同製作としてオール韓国人キャストで上演した作品です。
「神話」といっても過言ではないこの傑作。野田はほぼこれまでの演出を踏襲しており、外国人が演じているという目新しさしかない点を普遍的ととるかどうかは難しいところ。全編韓国語での上演で、ただし字幕が過去の上演戯曲をもとにつけられているようで、野田の言葉遊びや韻踏みがどこまで翻訳にて再現されていたのか気になります。できれば韓国公演での模様を(客席の反応含めて)見たかったです。
シュラ役チュ・イニョンは狂気を帯び。