ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「三大怪獣 地球最大の決戦」

三大怪獣 地球最大の決戦 [60周年記念版] [DVD]
日本/'64年製作/本多猪四郎監督


金星人として地球の滅亡を告げる遠い国の王女の予言通り、宇宙からやってきたキングギドラを倒すべくゴジララドンモスラが力を合わせて戦う。
ゴジラ映画は1作目しか観たことがないのですべてが新鮮。色々唐突で整理が追いつかないところもあったのですが、つまりはヤンキー映画とあまり変わらないように思う。縄張りを荒らす単細胞のラドンゴジラがタイマンをはっているところに更に強い敵が現れ、優等生のモスラが一緒に戦おうよと説得する。マガジン掲載作かと。怪獣たちも地球に生きる動物であるという前提は非常に面白く、何も出来ない人間の姿がリアル。
怪獣たちの字幕スーパーがみたい。「俺達の知ったことか、勝手にしやがれ」はすごい。