ノブをまわすと

その日観た映画や、演劇をはじめとした舞台公演に、ちょっとした感想でも。

「ビリーバー」

日本/'10年公演/シーエイティプロデュース(リー・カルチェイム作/鈴木勝秀演出・上演台本)


サンタクロースを信じる父親と家族の「信じる」ということを問うた感動作。
小惑星が地球にぶつかるかもしれない、みんな死ぬかもしれない、そんなときに僕らは何を信じられるのだろう。地球が動くと言ったガリレオを、空も飛べるはずと言ったダヴィンチを、サンタを神と同位に信じている男を、子供と大人の狭間で揺れる少年を。クリスマスに観てよかった。
勝村政信は芝居を観る度にどんどん好きになっていきます。装置の使い方も好みに近い感じでGOOD。